チーム・職能の垣根を超える!サイボウズ社内テックカンファレンス「開運夏まつり2025」開催報告

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こんにちは!People Experienceという「サイボウズの開発本部における、ファン・採用候補者・従業員の体験向上を目指すチーム」で主に社内施策を担当しているのhokatomo(@tomoko_and)です。福岡在住です!

サイボウズでは毎年夏と冬に年2回、製品開発・運用に関わるメンバーが東京日本橋のオフィスで、一堂に会する社内テックカンファレンス「開運まつり」を開催しています。 同イベントを7月に開催したのでその開催報告ブログです。ちなみに私はこのイベントの実行委員長を担当しています!

サイボウズ社内テックカンファレンス「開運夏まつり」とは

イベントの背景や目的

サイボウズでは日本各地で製品開発・運用に携わるメンバーが働いています。普段はリモートワークの人、オフィスで働く人、ハイブリッドで働く人などさまざまです。

普段は自社製品であるkintone他さまざまなツールでテキストコミュニケーションやビデオミーティング、対面でのコミュニケーションを取っていますが、偶発的なコミュニケーションが減った今、チームや職能を超えたコミュニケーションは生まれにくくなっているのでは、という課題を感じていました。

製品開発や運用に携わるメンバーが一堂に会し、対話をすることで、普段関わりが少ない本部やチーム、職能のメンバーとの交流を通して新しい気づきを得たり、他の本部やチーム、職能の活動を知ることで組織全体の方向性を一つにすることを目的として、このイベントが始まりました。

2024年から始まり、過去3回開催しており、今回で4回目です。

参加対象

  • 製品開発・運用に関わるメンバー全員

開催体制

  • 実行委員9名、各本部間の連携3名、ボランティア11名

開催形式

  • メインはサイボウズ東京オフィス、リアル参加を推奨
  • 一部コンテンツはオンライン配信もあり

なぜ「開運まつり」?

サイボウズでは開発&運用を担うエンジニアリンググループの総称として「開運」と呼んでいます。関連するメンバーが一堂に会するということで、開運まつりと命名しました。

どんなコンテンツがあるの?

全体のコンテンツ

内容
0日目 各職能やチームで対面で集まるチームビルディングデー
1日目 大LT大会(3レーン、8テーマ)
懇親会
2日目 サイボウズ・ラボ成果発表会
シャッフルランチ
Open Space Technology
3日目 各職能やチームで対面で集まるチームビルディングデー

1日目と2日目が所属チーム関係なしに参加・交流を行うイベントです。出張者が多くいるので、前後で各チームや職能のチームビルディングを行っています。

認知活動の一つとして、学生の皆さんをご招待

新卒採用チームと連携し、1日目の大LT大会は学生の皆さんをお招きして見学していただきました。「社員同士の活発なコミュニケーションや温かい雰囲気を体感した」「オフィス環境を体感できたり、企業文化を感じられた」といった声をいただきました。

開催して

  • オンライン・リアル含めて参加者数約300名
    • そのうちリアル参加は200名程度
    • そのうち東京拠点以外が約70名
  • 「チームや職能を超えた交流ができた」と回答 約92%
  • 「今後のコミュニケーションや新たな視点が得ることができた」と回答 約95%

各コンテンツの紹介

大LT大会

大LT大会中の様子
大LT大会中の様子

大LT大会では、3レーン、8つのLT・パネルディスカッションのテーマがあり、そのうち25新卒のレーンでは今年の4月に入ったメンバーの取り組みを広く知ってもらえました! 他、生成AI関連のレーンでは、さまざまな本部から技術や考え方、業務にどのように取り入れているか等などさまざまな話がされオンライン含めて大いに盛り上がったと感じます。

Open Space Technology(以下OST)

OSTで話した結果(一部)
OSTで話した結果(一部)

特定の技術や、製品開発の話、「サイボウズ」の文化や働く環境に関する話、ナレッジシェアなど合計41テーマがあがり、テーマごとのテーブルでの対話が大変盛り上がりました。

参加者の声

  • オンライン上でのやりとりだけの方や、普段関わらないチームや職能を超えた交流ができた。
  • 日頃の業務だけでは触れられない情報に触れられる機会があった。
  • 業務につながる知識や社内人脈を構築できた。
  • チームの取り組みを広く共有し、社内で登壇経験を積む良い場だった。
  • 新入社員や他部署からの異動者でも安心して参加できる雰囲気だった。

など、主体的にコミュニケーションをしたり、場を活かす行動を自ら取っていた印象が多かったです。

イベントの効果・成果

参加者アンケートの結果やコメントから、所属本部やチーム/職能を超えてアライメントが強化されたことを実感しました。また、「自分が視点を得るだけでなく、他の方に視点を提供できたのが良かった」や「共通項を感じることで、仕事上のコミュニケーションが取りやすくなった」などの声もあり、チームや職能を超えたコミュニケーションにつながる交流ができました。

なぜこの取り組みができるのか?

サイボウズは、多様な働き方を前提に、オープンなコミュニケーションと自律的な行動を重視するカルチャーを持っています。組織のアライメントや学び・挑戦を大切にする風土があるからこそ、「こういった取り組みが必要だ」と感じ、実行委員会という形で自主的にプロジェクトが立ち上がったと考えています。そして、全国各地のメンバーが年2回集まり、チームや職能を超えて対話する取り組みが実現できていると思われます。

まとめ

サイボウズでは、こうした社内テックカンファレンスを通じて、製品開発や運用に関わるメンバー同士の交流や対話を大切にし、新しい挑戦が日々生まれています。 サイボウズのカルチャーに興味を持った方は、ぜひ採用ページもご覧ください!

cybozu.co.jp