リレーブログ企画:QAエンジニアにキャリア入社して1年の振り返り

こんにちは、CyDE-CチームのQAエンジニアをしている諌山です。
サイボウズではQAエンジニアについてより多くの方に知ってもらう啓蒙活動の一環として、リレーブログ企画を開催しています。 blog.cybozu.io 私はキャリア入社してちょうど1年経つので、1年の振り返りとCyDE-Cのご紹介をさせていただきます。

CyDE-Cとは?

kintone、Garoon、サイボウズOffice、Mailwiseの各製品が共通で使用しているミドルウェアで、クラウド製品を裏から支える仕組みを作っています。 主な機能は、非同期処理、定期実行処理で、例えばkintoneやGaroon等のモバイルアプリへプッシュ通知を送信する際に使われています。
CyDE-Cの説明

入社前の不安

子育てとの両立のしやすさからリモートワークに魅力を感じていた私ですが、
・前職ではリモートワークで働く機会がほとんどない
・CyDE-Cチームメンバーは基本的に全員、フルリモートで働いている
・私の所属拠点にはチームメンバーが一人もいない
という状況だったので、
「入社初日からリモートワークでも本当に仕事ができるのか」
「社内の知り合いを作っていけるのか」
がイメージできず、入社前は少し不安な面もありました。

入社〜数ヶ月(オンボーディング)

実際に入社してみると、毎日zoom等でチームの方と画面共有しながら試験を実施することで、不明点を1つ1つ確認しながら進めることができました。また、kintone上にオンボーディングアプリ、ナレッジアプリがあり、業務を進める上で必要な基礎知識が纏められているため、アプリに沿って進めることで、業務知識が身につくようになっていました。

業務内容

オンボーディングで基礎知識が身についたところで、実際の業務に入りました。ここでは業務の一例をご紹介します。

プッシュ通知サービスの移行

Firebase Cloud Messaging のレガシーAPIのサービス終了に伴い、プッシュ通知を送るサービスを移行する必要がありました。この試験では、プッシュ通知を送るコンポーネントの機能確認、APIのレスポンス毎の動作確認、各製品のモバイルアプリでプッシュ通知の動作確認等を行いました。

テストツール(Kubernetesを使ったモックサーバー)の開発

CyDE-Cのコンポーネントは各製品とAPIでやり取りしており、特に異常系の試験において、各製品から所望のレスポンスを得るため、APIのレスポンスをモックする必要があります。新しいインフラ基盤がKubernetesを採用しているため、CyDE-CのモックサーバーもKubernetesを使って再構築することで、モックサーバー利用時の作業コスト削減や、新基盤の技術理解を深めました。

コミュニケーションイベント

私が入社前に不安に感じていた「社内の知り合いを作っていけるのか」ですが、リモートワークでもパフォーマンスを向上させるためのコミュニケーションイベントがサイボウズにはたくさんありました。私が参加したイベントをいくつかご紹介します。

チームビルディング

チームメンバーがオフィスに集まり、「わがままカード」というカードゲームを使って各自が大切にしている価値観を共有する等、チームメンバーの相互理解を深めました。

わがままカード 〜人それぞれの「大切」は何?〜shop.cybozu.co.jp

QA Gathering Day

QAエンジニア系の職能の人がオフィスに集まり、他チームの同じ職能の人と交流することができました。 blog.cybozu.io

開運まつり

主に開発本部所属の人がオフィスに集まり、プログラマ等、他の職能の人と交流することができました。 blog.cybozu.io

ざつだん班

全社イベントにて、これまで関わったことのない他部署の人と4人程度の班を作り、zoomで毎週15分雑談しました。私は開発本部所属なので、カスタマー本部の方とお話しした時は、お客様の声も聞けて勉強になりました。 cybozu.backstage.cybozu.co.jp

終わりに

キャリア入社して1年経ち、サイボウズとは・・・
・勉強会やカンファレンスに参加して積極的にスキルアップする人が多い
・改善活動を積極的に行っている
・リモートワークでもコミュニケーションの機会が定期的にあり、社内の人と繋がりを作れる
・子育て中の人等、制約がある人もリモートワークやフレックスを使っていきいきと働いている人が多く、周りも理解してくれる温かい人が多い
と思いました。

少しでもご興味を持っていただいた方は下記採用ページをご覧ください。 cybozu.co.jp