サイボウズ・ラボの光成です。 今回は2021年3月30日に開催された第10期サイボウズ・ラボユース成果発表会の模様を紹介します。
続きを読むKubernetesにおけるownerReferenceの誤用にご用心
はじめに
こんにちは、Necoプロジェクト兼ストレージチームのsatです。本記事はKubernetesのガベージコレクションにおけるownerReferenceというフィールドの役割、誤用したときの振る舞い、および問題を防止、検出する方法する方法について述べます。
本記事で扱う問題の実例としてRookを扱っていますが、とくにRookの知識は必要なく、Kubernetesについての基本的な知識があれば読める内容です。
続きを読むデータセンター仮想化ツール Placemat v2の紹介
こんにちは、Necoチームの鈴木です。
Necoチームでは仮想データセンター構築ツールPlacematを使って、データセンターを丸ごと仮想化し、その上でサーバーのプロビジョニングやKubernetesクラスタ構築、Kubernetes上で動作するアプリケーションのTest Suitesを実行しています。 Placematはプロジェクト初期に開発されたツールで、古いツールに依存していたり、実装方式や設計が洗練されていないなどの課題があっため、4ヶ月前からv2を開発開始し、先日リリースしました。 本記事ではその機能と使い方、今後のCI改善 Placemat on Kubernetesについて紹介します。
続きを読むGitHub Sponsorsを使って「企業」として寄付をした話
VictoriaMetrics と Grafana による Kubernetes クラスタのモニタリング
こんにちは。 Necoチームの梅澤です。
従前、Neco ではクラスタのモニタリングに Prometheus を利用していましたが、最近これを VictoriaMetrics + VictoriaMetrics operator に変更しました。 本記事では、Prometheus で感じていた問題点と、それをどのように解決したかを紹介します。
続きを読む#opendevcon でサイボウズと技術同人誌と部屋とkintoneとセンサーのおはなしをしました
開発本部 コネクト支援チームの西原(@tomio2480)です.
Open Developers Conference 2020 Online にて「サイボウズと技術同人誌と部屋とkintoneとセンサーと私」という題のセッションを行いました.登壇者はシステムコンサルティング本部 Developer Leading 部の恵良さんと西原の 2 名です.本記事では簡単にセッションの内容を振り返ることとします.当日の Twitter はこちら.
ITエンジニアを育成する場づくり〜教諭経験も生かしたU-16プログラミングコンテストの支援〜
開発本部 コネクト支援チーム所属の西原(@tomio2480)です.本記事では西原が関わりのある U-16 プログラミングコンテストにまつわる活動の紹介とお誘いについて触れます.
U-16 プログラミングコンテスト *1は 2010 年より開かれている北海道旭川市発祥のプログラミングコンテストです.西原ははじめのころより関わりがあります.2020 年度はコロナ禍の中でも 8 道県,12 大会が開かれました.2021 年 1 月に 2020 年度に開かれた各大会で優秀な成績をおさめた児童,生徒を対象とする表彰式が開催されシーズンが終わりました.前回表彰式は以下ツイートのような形で東京に各選手を招待しての式でしたが,今回はオンラインでした.
*1:IT ジュニア育成交流協会の Web ページをみると「U-15/U-16」と表記されていることにお気づきになられたかと思います.もともと旭川で生まれたときは U-16 つまり,高校 1 年生までを参加対象として大会を開いていました.しかし,各地域に展開する中で地域よって事情が異なり,U-15 としたいところはそのようにレギュレーションを決めたため,このような表記になっています.