こんにちは！kintone 開発チームの Android エンジニア、トニオ（@tonionagauzzi）です。

2024年9月11日（水）〜13日（金）に DroidKaigi 2024 が開催されました！👏
サイボウズは今年もゴールドスポンサーとして協賛し、恒例のブース出展を行いました。また、Android エンジニアの臼井（@usuiat）がセッション登壇しました。

DroidKaigi 2024 の参加レポートを、会場からみなさまにお届けします！

参加レポート

今年はオフラインで、ベルサール渋谷ガーデンにて開催されました！

弊社ブースをオープンしました。いよいよここから！

「DroidKaigi 2024」に出展しています。
サイボウズブースでは、アンケート企画や技術スタックパネル、ノベルティ等用意しています。
Androidエンジニアもいますので、お気軽にお声がけください。#DroidKaigi #cybozu_mobile #cybozu_android #CybozuTech pic.twitter.com/WYBTav0ULY
— Cybozu Inside Out (@cybozuinsideout) 2024年9月12日

飲食の話

お昼ごはんは、人形町今半さんの豪華お弁当をいただきました！

軽食コーナーも充実。なんとアイスボックスまで常備されていました！

感動のおもてなしをしてくださったスタッフの方々、美味しい料理と飲み物を提供してくださったお店とケータリングのみなさま、ありがとうございます！！

2 日目の夜には、アフターパーティが開催されました！写真は撮れませんでしたが、様々な料理のビュッフェや DroidKaigi 特製ビールなどがふるまわれ、Android で繋がった参加者との貴重なご縁を感じながらワイワイ楽しみました！

メンバーの登壇

今年はサイボウズメンバーが DroidKaigi セッションに登壇しました！👏

タイトル：タッチイベントの仕組みを理解してジェスチャーを使いこなそう
登壇者：臼井篤志（@usuiat）

Composeでのジェスチャーに関する実装の基礎から応用的な内容まで、ライブラリ開発者に実例コードを交えながら詳細に話してもらいました。セッションの中で語られていたジェスチャーのノウハウは、サイボウズのプロダクトにも活用されています。発表動画は DroidKaigi の YouTube チャンネルでご覧になれます。
www.youtube.com

来年は私自身も DroidKaigi セッションに登壇することを目標の1つとして日々の開発に励んでいきたいと思います！

サイボウズブース

弊社のブースでは、以下のコーナーをご用意しました！

サイボウズ Android コミュニティ冊子
Android アプリの技術スタックパネル
アンケート「Android の好きなところは？」
豊富なノベルティ
スタンプラリー
マスコット探しカード

1. サイボウズ Android コミュニティ冊子

サイボウズの Android エンジニアを紹介する冊子を作成・配布しました！

「DroidKaigi 2024」のサイボウズブースでは、サイボウズのAndroidコミュニティについての紹介冊子 Cybozu Mobile Magazine「サイモバ！」を配布しています。#DroidKaigi #cybozu_mobile #cybozu_android #CybozuTech pic.twitter.com/swDQf66oQJ
— Cybozu Inside Out (@cybozuinsideout) 2024年9月12日

この冊子に載っているメンバーで、kintone、サイボウズ Office、Garoon という 3 プロダクトの Android アプリを開発しています！

もしまだ冊子をお持ちでない方は、マスコット探しカードの QR コードや下記リンクから、DroidKaigi 特設サイトでダウンロードして読んでみてください！
https://tech.cybozu.io/events/droidkaigi2024/

2. Android アプリの技術スタックパネル

各プロダクトの Android アプリで使われている技術を表にまとめて展示しました！

これを見た来場者の方々からは、以下のようなコメントをいただきました。

Garoon はフル Compose なんですね！
- Garoon Android は 2023 年に初めてリリースした新しいアプリなのでフル Compose です！
- サイボウズ Office Android も既に大部分は Compose で、 kintone Android も徐々に Compose の割合を増やしています！
スクリーンショットテストは何を使ってますか？
- プロダクトごとに異なりますが、 Roborazzi や Compose Preview Screenshot Testing を使っています！
去年もこの表を見ました！どの辺が更新されましたか？
- 2023 年の開催レポートにも当時の技術スタックを掲載しているので、気になる方はぜひ見比べてみてください！

3. アンケート「Android の好きなところは？」

ブースに立ち寄ってくださった方々にはアンケートをお願いし、Android の推しポイントをアピールしてもらいました！

様々な面白い回答が寄せられましたが、特に以下の回答が多かった印象です。

Kotlin や IDE が書きやすい！
自由度が高い！
エコシステムが年々進化して便利になっている！

また、Android 端末何使ってます？とか、FlutterやKMPなどのマルチプラットフォームやってます？といった Android 愛好家同士ならではの質問も寄せられました。サイボウズの Android アプリではマルチプラットフォーム手法は取り入れていませんが、 Android コミュニティでは Flutter の勉強会を開催するなど、エンジニアがマルチプラットフォーム手法にも親しめるような機会を設けています！

4. 豊富なノベルティ

ご来場いただいた皆さまには感謝の気持ちを込めて、個数限定で 5 種類のノベルティを配布しました！🎁

各グッズの詳細は予告記事をご参照ください。

5. スタンプラリー

サイボウズのブースに来てくださったみなさんに、サイボウズメンバーが心を込めてスタンプを押しました！

各スポンサーブースで集めたスタンプの数に応じて、豪華な DroidKaigi のオリジナル景品をもらえる企画です。どの企業のブースも、個性あふれるスタンプや展示を用意していました！

6. マスコット探しカード

来場者全員にプレゼントされたバッグの中には、サイボウズのかわいいマスコット探しが付いた特製カードを入れました。

マスコット探しの回答は DroidKaigi 特設サイトで確認できます。マスコット探しカードの QR コードからも特設サイトを開くことができます！

DroidKaigiの感想

今年も魅力的なセッションとスポンサーブースがたくさんありました。

セッション

セッションでは、さまざまな Android の最新情報が発表されました。
個人的に見て印象に残ったセッションは以下でした。

開発手法系

宣言的UIを学ぶ際に知っておくべき重要なコンセプト - HyunWoo Lee さん
仕組みから理解する！Composeプレビューを様々なバリエーションでスクリーンショットテストしよう - Sumio Toyama さん

だんだん使われるのが当たり前になってきた Jetpack Compose や、そういった UI の品質を保証するためのスクリーンショットテストについて、これらの発表から知見を得て自分もいろいろ試してみようと思うことができました。

言語機能系

Kotlin 2.0が与えるAndroid開発の進化 - daasuu さん
KSPの導入・移行を前向きに検討しよう！ - shxun6934 さん

これらの発表では、Android を支えるプログラミング言語 Kotlin や、そのビルドを支える KSP の開発事情を知りました。Kotlin 2.0 に更新してもビルド速度がそんなに変わらない…？と思っていたので、今後の調査のヒントになりそうです！

生成 AI 系

Android StudioのGeminiでコーディングの生産性を高める - Adarsh Fernando さん、Chris Sinco さん
2024年最新版！Android開発で役立つ生成AI徹底比較 - Nishimy さん、wiroha（ゐろは）さん

私も生成 AI を積極活用して開発効率を上げていきたいと考えていました。これらの発表は生成 AI を開発で実運用するための大きなヒントになりました。

キャリア系

海外就職というキャリアの選択肢 - tetsu さん

この発表では、海外の慣れない環境に飛び出すことで得られる学びや体験を登壇者の話から追体験させてもらい、コンフォートゾーンを飛び出して可能性を広げる大事さを学びました。

ブース

コミュニケーションエリアでは、他社のブースや来場者のみなさまとたくさん会話できました。サイボウズと似たような企業からあまり共通点がなく気になる点がいっぱいの企業まで、盛りだくさんでした。サイボウズブースに来てくださった方々とも、所属するエンジニアから個人開発者、人事の方など、さまざまな背景を持つ方と交流できてとても刺激的でした。
オンラインイベントが増える中、こうしたオフラインで人と人が直接出会える機会は貴重だと感じました。