こんにちは、エンジニアインターン運営チームの村田です。
今回は 2020/10/16 に開催した「インターン生Meetup」の内容をご紹介します!
インターン生Meetupとは
インターン生Meetupとは、サイボウズのサマーインターンシップ2020に参加していただいた学生の皆様を招待して、インターン期間中になかなか関われなかった入社1~2年目のエンジニアとの交流、インターンでは知り尽くせなかったサイボウズの気になる点を質問できるイベントです。
前回の開催報告はこちら blog.cybozu.io
今年は若手エンジニアによるLT会、Q&Aセッション、メンターの方々との懇親会を実施しました!
本記事では当日行われた「Q&Aセッション」の一部をご紹介します!
Q&Aセッション
事前にインターン生の皆様から質問を募集し、当日はその質問をもとに各コースのエンジニアの方々にインタビューをさせていただきました。
登壇者の方々
- 小西 達也: セキュリティエンジニア (PSIRT)
- 川畑 ひとみ: QAエンジニア (kintone)
- 阪上 大地: クラウド基盤エンジニア (Neco Project)
- 白鳥 亜美: Webエンジニア (kintone)
- 中村 拓人: モバイルエンジニア (kintone)
質問と回答をいくつかご紹介します。
Q1, 入社する時、サイボウズに決定した理由を教えて下さい。現在所属している部署を選んだ理由や経緯について、お聞きしたいです。
小西:インターンに参加したときに情報共有のための基盤が整っていることを実感したからですね。PSIRT を選んだ理由は、社内のセキュリティ診断の仕事に携わりたいと思っていたからです。学生の頃からセキュリティ関連の勉強が好きで、その分野に就職したいと考えていました。サイボウズのセキュリティインターンに参加したときに製品の品質を検証するための奥深さを実感し、自分が診断することがダイレクトに製品の品質に直結するところにやりがいを感じたため、今社内のセキュリティ診断の仕事に携わっています。
川畑:前職は食品会社で食品開発の仕事をしていました。就職前にサイボウズの社員の方々と何度かお話しする機会があって、おだやかな感じの雰囲気が自分に合っていると感じたため入社を決めました。私は就職する時点でkintone開発チームのQAエンジニアと決まっていたのですが、就職前に kintone のプログラマーの方ともお話しする機会を用意していただけて、そこで人柄が分かっていたので安心して配属することができましたね。
Q2. 入社した時に想像した働き方とギャップはありませんでしたか?
阪上:特にギャップはありませんでしたね(笑)。ブログなどで発信されている内容と同じだなと思います。良い意味でのギャップだと、理性的な人が多いところだと思います。 チームをより良くしていくという意識が強いメンバーで構成されているため、チームのためになることなら多少凹むかもぐらいのことでも共有しています。多少厳しいコメントでも言いやすいし、皆さんも自分に対してチームをより良くするためのコメントを言ってくれるので良い環境だなと思っています。悪い意味でのギャップだと、自分が入社したタイミングからフルリモートだったので、オフィスに出社したかったなあと思うところです。
Q3. サイボウズで働いていて、改めて感じるサイボウズの良いところはどこですか?
小西:質問責任という文化があるので分からないところや疑問点を質問しやすい文化があるところです。kintone での情報共有が活発なので、自分が気になった情報はいつでも調べることができます。心理的安全性が高くて、みなさん公明正大にやったこと、失敗したことについて報告していますね。失敗したとしても責めることはなくて、次どういうアクションをするのか考える環境が出来上がっているところが良いところだなと思います。
Q4. Cybozuで社会人, 技術者として成長できたと思うことはなんですか?
川畑:QAエンジニアとしては成長できたと思います!自分は未経験で入社したので「サーバーって何?APIって何?」というところから始めました。入社当初は自分の仕事が割り振られていなくて、半年間お給料をもらいながらQA業務の研修と勉強をさせてもらえてました。最高の環境だったと思います。今はプログラミングの勉強を始めたりして、より技術者として成長するための努力をしています。
阪上:いつ何の話をするのか/しないのかといったような議論の仕方を学べているところが社会人としての成長かなと思います。サイボウズはトラブル解決のプロトコルが明確で、問題解決メソッドの共有だったり、いつどういうことを話すのか認識が揃っている人が多い。会社内での議論を通じておだやかに過ごすための勉強ができていますね。
中村:学生の頃と比べて責任を持ってチーム開発をするようになったと思います。学生のときはアプリが動作すればok!みたいな感じで開発していたものもありましたが、入社してからは、開発者体験や品質を継続的に維持していくための仕組みについて考えながら開発するようになりました。
Q5. どのような人と一緒に仕事がしたいですか?
小西:正直な人と仕事がしたいと思っています。脆弱性の評価に迷うときはメンバー全員で議論するのですが、そのときに客観的に評価をする必要があるので、他の人の意見に流されずに自分の意見を正直に言える人と仕事がしたいです。
川畑:自分の意見をちゃんと話してくれる人ですね。意見を言ってくれるとより良い方向に物事を進めることができるので。
阪上:良い製品を作りたいと思っている人と一緒に仕事したいですね。
白鳥:同じ理想を持っていることは前提で、自分にない視点を持っている人と一緒に仕事をしたいと思っています!
中村:ポジティブで冗談の通じる人と仕事がしたいと思っています。モブプログラミングで開発することが多いので、真面目な話ばかりしていると結構疲れてきちゃうんですよね(笑)。だからたまに雑談挟んでくれると嬉しいです。
Q6. 大学の研究よりも、趣味でやっている開発の方が就活の時に有効に機能する感じがして憤りを感じています...。しかし本格的に研究が始まるため、趣味の開発は少しずつ割合を減らしていかなければなりません。もし就活で研究をアピールする際に、どのようなポイントやコツがあると思われますか?
中村:各企業によって学生に求める能力が異なるので、企業が求めている人物像に合わせて説明の仕方を変えることが大事だと思っています。例えばサイボウズの場合は"思考力"を大事にしているように感じるので、今取り組んでいる研究に対してどれぐらい真剣に考えて行動してきたのかを説明できるようにしておくと良いと思います。
白鳥:サイボウズの面接だと研究がそのまま業務に使える人はそんなに多くないと思っていて、事実ベースで話されても「研究頑張っているんだな〜!」ということしか伝わらないと感じています。なぜその研究に取り組もうと思ったのか、研究によって自分が何を得たのかといった思考の部分を説明できるようにしておくことが大事だと思います。
おわりに
今年はインターンシップもインターン生Meetupもフルリモート開催になりましたが、無事参加していただいた学生の皆様に楽しんでいただけたようでした! イベントのほんの一部分の紹介となりましたが、サイボウズのインターン生Meetupについて、少しでも雰囲気を感じ取っていただけたら嬉しいです。また来年も開催できたらいいなと思います!
各コースのインターンシップの報告記事がありますので、気になる方は是非ご覧ください!