こんにちは!サイボウズのhokatomo(@tomoko_and)です。福岡拠点に所属で、開発系の社内イベントの運営や協賛をしています。
今回、サイボウズで開発・運用に関わる様々なチームや職能の人が集まる社内テックカンファレンス「開運夏まつり2024」*1を3日間に渡って開催しました。
この記事を通じて、
- サイボウズにはこういった会を開催する文化がある
- 社内テックカンファレンス開催のススメ
以上が伝われば嬉しいです!
前回開催の同イベント記事
イベントの開催背景
サイボウズでは普段リモートで開発を進めることが多く、全国各地で働いています。普段は自社製品のkintoneやZoom,Teams,Slackなどでコミュニケーションを取っています。 チーム内のコミュニケーションはそういったツールや風土・文化で円滑に取れますが、チーム外になると全くコミュニケーションを取らなくなってしまったり、ハードルが高くなってしまうことも……。
チームや職能を飛び越えた横断的なイベントを開催することで
- チーム外の交流を促してお互いのことを知る
- 相談をしやすい土壌を作る
- 新たな視点やつながりを作る
を目的に開催しました。
開催概要
開催形式
- ハイブリッド開催:LTやパネルディスカッション
- リアル開催(サイボウズ東京オフィス):懇親会やランチ会、Open Space Technology
参加対象
- サイボウズで開発・運用に関わる部署に所属している人
主なコンテンツ
日程 | 内容 |
---|---|
1日目 | LT 大会(3トラック、6企画)懇親会 |
2日目 | 開発・運用組織の本部長4名によるパネルディスカッション シャッフルランチ Open Space Technology(参考) |
3日目 | 職能やチームごとのチームビルディングデー |
開催結果
- 現地会場参加者:約170名(日本全国から集まりました!)
- オンライン:約80名
参加者からの声
- 各コンテンツ、普段交流がない方と積極的に交流できるような配慮があった。大勢でわいわいしながら意見交換できて本当に面白かった
- リアルで人が集まる機会、普段の業務では関わりが薄い人同士が一緒になって活動する機会になるのでぜひ継続してほしい
- OSTやシャッフルランチ、懇親会など、色んな人といろんなやり方でコミュニケーション取れる機会があったのが良かった
- 普段在宅勤務なので開運夏まつりがなければ多分一生出社してなかった気がする
などなど、嬉しい声がたくさん集まりました。
他にも「このイベントで話した続きなんだけど…」といったやりとりやそこから生まれた動きもあり、横断的なコミュニケーションが活きてきていると感じています!
そして、サイボウズではこういったイベントをする際、本部長やマネージャーからも「こういった場にぜひ参加を」とメッセージを出して、遠方のメンバーはもちろん出張費を出して交流を促しています。 コミュニケーションを投資として考え、こういった場を推奨して実現できる文化だと改めて感じました。
特に印象的だったコンテンツの紹介
LT大会
LT大会では、3トラック6企画が行われました。
企画のうちの一つ「24卒LT大会」では、今年の4月に入社した新卒のメンバーが自主的にLTを企画し、研修での学び・取り組みを発表・運営を行いました。発表に工夫をこらしたものがあったり、新たな目線でのスピーチは既存のメンバーにも大きな刺激になったと感じています!
フロントエンド職能が中心となった「Frontend Day」では、LTはもちろんライブコーディングバトルやクイズ大会などさまざまな催しがあり、こちらも大盛り上がりでした!普段コードを書かない方もコーディングバトルに参加して本気を出していたのが印象的でしたね。
他、
- 技術に限らないノンジャンルのLT
- 開発者を支援するチームが中心となったLT
- サイボウズ・ラボのパネルディスカッション・LT
以上のコンテンツがあり、どの話を聞きに行くか迷うくらい魅力的なコンテンツが揃った!と感じています。
Open Space Technology
略してOSTとは参加者も一緒になって作るコンテンツです。その場で話したいテーマを数十人が発表し、テーマ別に分かれて1ターン20分程度、話したい人が各テーマ別のテーブルに行き対話をします。
話した詳細は社外秘のものが多くほとんど公開できませんが、技術的な話題以外にも
- 人文学好きエンジニアのつどい
- サイボウズ関連の良い点・微妙な点全部かく!
- カンファレンスのブース運営の知見共有会
- みんなの理想のチーム像
といった、わざわざ会議を設定するにはハードルが高いけど、「誰かと話してみたい」「意見を聞いてみたい」といった内容が多く、どのトークテーマも盛り上がっていた印象です。
社内テックカンファレンス開催のススメ
さまざまなところでリモートで仕事をしているからこそ、定期的に対面で会ってチーム外の交流をし、誰がどんなことに取り組んでいるのか知り、気になるテーマを持ち寄って話し合うといった場は組織を強くする機会だと確信しています。また、社内カンファレンスでの登壇をチャレンジの場として使えたり、個々のメンバーの成長機会にもつながると信じています。
といったわけで、こういったイベントはとてもおすすめです!!
まとめ
この会を通じて、各チーム・個々のメンバーが共通の目標やビジョンに向かって協力し、それぞれの能力を発揮しながら組織全体としての最大の成果を生み出す状態のきっかけとなればと考えています。
引き続きやっていくぞい💪
*1:開発・運用の略で「開運」です