今年も社内のAndroidエンジニアでGoogle I/O報告LT会を開催しました！ - Cybozu Inside Out

こんにちは、kintone開発チームのAndroid担当のトニオ（@tonionagauzzi）です。
今回は先日実施した「Google I/O 2023 LT会」についての報告です。

Google I/Oとは

Googleが1年に1回開催する開発者向けイベントです。
今年は、さまざまなAI関連プロダクトの発表に期待を寄せた方も多いのではないでしょうか。

弊社は、昨年のGoogle I/O 2022 LT会、Android Dev Summit '22 LT会に続き、Google I/Oとしては2回目のLT会を開催しました。
社内の各プロダクトからAndroidエンジニアが集まり、それぞれ興味のあるセッションを紹介しました。

LT会の様子を動画にして公開しましたので、よければご覧ください。

今回の発表資料のまとめです。
サイボウズのテックサイトにも、各資料がアップロードされています。
https://tech.cybozu.io/slides/tags/android/
https://tech.cybozu.io/slides/tags/kotlin/

以下が、発表後に寄せられたコメントの一部です。

パスワード覚えるの大変なので、めっちゃ便利ですね！早くPasskey流行ってほしい！

某サイトがPasskey対応していたけど、よくわからなくてパスワードに戻した思い出

OS Versionに加えて、Extensionのバージョン判定が増えるので、大変そうである

Sandboxなど、仕組み的に安全になっても、アプリを使うユーザーの情報流出が怖いみたいな意識は今までと同じだと思うので、開発者には説明する義務も生じますね

今後は、foldableデバイスのUIテストもやらなきゃいけない…

スクショテストはComposeライブラリの更新時に全画面に影響がないかみれたのですごい便利だった

ネットワークのデータ変更は便利そう！ Android Studioがあればすぐ使えるのがいいな

開発ツールの最新情報が一番楽しい！

リアルタイム性が担保されるようになると、RemoteConfig自体の立ち位置も変わってきそう

モバイルアプリはすぐに環境のアプリをアップデートできないから、フィーチャーフラグがあるとリスクヘッジできる

Tablet + Foldableで２億も売れてる！

Foldableが普及するためにはアプリ側の対応が必要そうだけど、アプリ開発者はFoldableが普及しないと動かない、みたいになことにならないのかなｗ

WASMは速いってイメージしかなかったけど、そういう仕組みだったのか。

最適化が保障されているから、高速なんだな〜。

Recompositionのパターンまとめわかりやすい！

Composeの Animationをdebuggerで見るとおもしろい！

発表者のみなさん、各セッションの内容をわかりやすく説明してくださいました。
参加者は以下のように、miroの実況ボードに付箋を貼りながら聞くスタイルでした。

ボード上での意見交換も活発で、とても盛り上がりました。
また、発表を聞いていたiOSエンジニアの方々からも、iOSと比較した話など多数の反響をいただきました。

LT会当日の所要時間は準備時間を含めて2時間でしたが、miroのタイマーを使って全員が時間を意識するような工夫もあり、8名の発表者による発表を時間通りに終えることができました。
引き続き、エンジニア一同が主体的に発表できるような会を開催します。