QAコミュニケーションチームの紹介

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この記事は、CYBOZU SUMMER BLOG FES '25の記事です。

こんにちは、QAエンジニアのzonoです。

今回は、QAエンジニア同士のコミュニケーションを活性化するための取り組みと、それを支える「QAコミュニケーションチーム」について紹介します。

チーム設立の背景

サイボウズでは、プロダクトの品質向上を目指して、QAエンジニアが様々なプロダクトに所属し活動しています。

しかし、プロダクトごとにチームが分かれているため、QAエンジニア同士の横のつながりやコミュニケーションが希薄になりがちという課題がありました。そのため、情報共有や相談がしづらく、プロダクト間での知見の共有や活用が十分に行われていない状況でした。

このような状況を改善し、QAエンジニア同士が気軽にコミュニケーションを取れる環境を整えることが重要だと考え、2024年11月に「QAコミュニケーションチーム」が設立されました。

チームの目的

QAコミュニケーションチームは、プロダクトを超えてQAエンジニア同士がつながりやすい環境を作ることを目指しています。 情報共有や相談がしやすい場を提供することで、プロダクト間での知見の共有を促進し、全体の品質向上を図ります。

チームの活動内容

これまで、以下のような活動を行ってきました。

QAざつだん班

全社的なイベントとして「ざつだん班」という取り組みがあるのですが、そのQA版として、QAエンジニア同士で雑談を行う「QAざつだん班」を不定期で開催しています。

cybozu.backstage.cybozu.co.jp

雑談はもちろん、QAに関することや、プロダクトのこと、日頃の業務のことなど、QAエンジニアに特化した内容でざつだんを行っています。

QAざつだんの班のメンバーは、プロダクトの垣根を超えてランダムに編成しているため、普段は接点のないQAエンジニア同士で交流ができます。

様々な視点や経験を持つQAエンジニア同士がざつだんをすることで、新たな気づきや学びが得られることを期待しています。

QA Gathering Day

半期に1度、サイボウズのQAエンジニアが集まる「QA Gathering Day」を企画・運営しています。

blog.cybozu.io

アイスブレイクやOST(Open Space Technology)、ランチ懇親会などの、リアルなコミュニケーションを通じて、交流を深めることを目的としています。

どういった狙いで、どういったコンテンツを行うかは、毎回QAコミュニケーションチームのメンバーで話し合いながら決めています。また当日の運営も、QAコミュニケーションチームのメンバーが中心となって行っています。

QA Gathering Dayの様子
QA Gathering Dayの様子

QA Gathering Dayの様子
QA Gathering Dayの様子

分報・日報フォローキャンペーン

QAエンジニア間の情報共有を促進するために、分報や日報のフォローキャンペーンを実施しました。

多くのQAエンジニアが分報や日報を作成していますが、使用するツールや場所が異なるため、他のQAエンジニアの報告を見る機会が少ないという課題がありました。

そこで、各自に普段書いている分報や日報のURLを共有してもらい、他のQAエンジニアがそれをフォローすることで、他チームの業務内容を知り、自身の業務に活かし、さらにコミュニケーションを促進することを目的としました。

分報や日報のURLを共有している様子
分報や日報のURLを共有している様子

ゆるっとQA自己紹介タイム

サイボウズのQAエンジニアは、キャリア採用や新卒採用などで、毎年多くの新しい仲間が加わっています。新メンバーも既存メンバーも、もっと気軽にお互いのことを知るきっかけとなるよう、「ゆるっとQA自己紹介タイム」を開催しています。

QAメンバーについて知ることができたり、発表者としては自分を知ってもらえる・より気軽に発表できる機会を得られます。また、双方にとって気軽な繋がり・交流のきっかけを持てる場となっています。

自己紹介をしやすくするために、テーマを決めています。例えば「自慢」など、QAに関係ないテーマを設けて、趣味や特技、好きなことなどを紹介する時間を作っています。

初対面のときに「ちょっとだけ自分のこと話す」くらいの感覚で、気軽に参加できるような雰囲気を大切にしています。

活動を行ってみて

これらの活動を通じて、QAエンジニア同士のコミュニケーションが活性化し、プロダクト間での情報共有や相談がしやすくなったという声を多く聞くことができました。

雑談、自己紹介、QA Gathering Dayでのリアルなコミュニケーションなどを通じて、気軽に話せる関係が築けたことは、大きな成果だと感じています。

最後に

今後もQAコミュニケーションチームは、QAエンジニア同士のコミュニケーションを活性化するための活動を続けていきます。

プロダクトを超えたつながりを強化し、全体の品質向上につなげることを目指して、引き続き取り組んでいきます。