こんにちは。Xin chào! 東京品質保証部の青田です。Cybozu Vietnamへ出張してきたので、そのオフィスを紹介しつつ、どのような感じで一緒に働いているかを紹介したいと思います。
Cybozu Vietnam とは
サイボウズは国内外にいくつかの開発拠点を持っています。ベトナム拠点は2006年にホーチミン市に設立し、2009年独立法人化、かれこれ10年ほどGaroonや周辺製品の開発・試験を担っています。増員に伴ってオフィスを移転して、増床工事を進めていました。
Garoonチームは日本・上海・ベトナムの各拠点にメンバーがいて、昨年からはスクラム開発を導入しています。そのあたりの苦労話は色々あり、先日JaSSTというイベントでスクラムマスターが講演していました。
製品担当チームとは別にTest Engineering Team、Product Security Incident Response Teamがあります。これらも拠点をまたいで活動しているチームです。
どのチームも普段はグループウェアやTV会議を利用して仕事を進めています。メンバーの出張はわりと頻繁に行っていて、チームによってペースは異なりますが、四半期ごとに行ったり来たりしているような感じです。仕事仲間とはリアルに顔を合わせておこう、というスタンスですね。私も今回そういう理由で、毎週定例会議を持っているメンバーに会いに行きました。ついでに工事が完了した新フロアを見物してきた次第です。
オフィス内
Cybozu VietnamはHo Chi Minh CityにあるCentre Pointというビルにあります。空港からタクシーで10分ほど、結構交通量が多い市街地。
エントランス
会議室
増床した結果、会議室は質量ともに充実していました。多くは名称・内装がベトナムの名所由来で、個人的にはHang Sơn ĐoòngをモチーフとしたSON DOONGという会議室がお気に入り。なぜか和風の会議室もありました。
通路側からは、会議室内に設置されているカンバンがちらっと見えたり。
イベントスペース
50人超を収容できるイベントスペースもあります。写真は開発本部長の佐藤がベトナムメンバー向けに方針説明会を開催しているところです。
イベントスペースの一角にはくつろげる場所やキッチンが用意されています。
開発本部長による情報の共有 & 質問会
ベトナムの開発・QAに対して、開発本部長が
- 進行中のプロジェクト
- DevOps、アジャイル(スクラム)など開発体制
について共有する会がありました。
リードタイムの短縮という目標、我々が抱えている課題、目指したいチーム体制といったあたりについての説明があり、参加者からも活発な質問・意見が出ていました。 徐々に改善を進めてきてはいますが、未だにTest Pyramidは逆三角形であり、今後も開発とQAが協力して安定感のあるピラミッドにしていきたいという話も強調していました。そのためにテスト自動化を推し進めていったり、Dev/QA/Opsの職能間の垣根を無くしてゆく努力が必要で、各拠点で強みを生かして協力する必要がありますね。
規模や扱う内容は様々ですが、海外拠点に赴いて情報を共有・議論するのは当社における常套手段です。オンラインで情報共有ができるサービスを開発している会社としては、ちょっと不思議な気もしますが、強いチームを作る際には対面の方が良いのかもしれません。
さいごに
品質保証部では、新卒・キャリア採用を行っています。
- 募集要項/エントリー | サイボウズ 採用情報(新卒・キャリア)
- キャリア採用 QAエンジニア | サイボウズ 採用情報(新卒・キャリア)
- キャリア採用 QAエンジニア(ミドルウェア) | サイボウズ 採用情報(新卒・キャリア)
- キャリア採用 テストエンジニア | サイボウズ 採用情報(新卒・キャリア)
あなたも一緒にサイボウズで品質保証活動を行ってみませんか?