The PHP FoundationへSilver sponsor以上で寄付されている会社様へ Advisory Board Slackへ参加しませんか

The PHP FoundationへSilver sponsor以上で寄付されている会社様へ Advisory Board Slackへ参加しませんか

Advisory Board Slackへ参加しませんか

こんにちは。Garoon 開発チームのてきめんです。 今回は、The PHP Foundationのお話をさせていただこうと思います。

The PHP FoundationとはPHPの持続的な繁栄を支えていこうという団体で、サイボウズは設立初期の2021年から寄付を続けています。

thephp.foundation

Silver sponser以上継続して寄付されている企業には、特典として「Advisory Board (Slack)」というものがあります。Advisory Boardとは、PHP Foundationとアイデアやコミュニティの懸念事項などを一定間隔で交換するためのフォーラムだそうです( https://thephp.foundation/blog/2023/03/31/php-foundation-update-march-2023/#a-new-benefit-for-major-sponsors-%E2%80%93-advisory-board-membership より)

こちらにも詳しい内容がありますね:

Governance of the PHP Foundation — The PHP Foundation — Supporting, Advancing, and Developing the PHP Language

Silver sponsorは年間1200ドル以上の寄付によるものです。

https://thephp.foundation/sponsor/ より、「Sponsorship Deck」というPDFのリンクがありまして、PDFの10ページ目に「MEMBERSHIP LEVELS」というのがあります。

PHP Foundationのスポンサーの特典一覧

その中に、「Advisory Board membership (Slack)」というのにチェック☑がはいっていますね。

サイボウズはSilver sponsorに長年寄付しておりますが、この特典を使っていないことに気がついてPHP Foundation側にコンタクトを取ってみました。

コンタクトを取る

メールアドレスがthephp.foundationのウェブサイトにあるので、そこからコンタクトを取ってみました。

PHP Foundationさま

いつもPHPへの貢献ありがとうございます。
ところで、Cybozuはシルバースポンサーですが、
Advisory Boardに参加できる権利があると認識しています。
もし、これが有効なら、招待していただけませんか?

敬具

みたいなことを英語で書きました。

一週間くらい待ったところ、「はい、入れます。すみません、紹介してなかったです。あなたのメールアドレスを招待すればいいですか?それとも他のメールアドレスへの招待がいいですか?」とお返事をいただきました。

このお返事で社内に「どのアドレスがいいでしょうかね?」と相談したのですが、後にわかることで、1企業につき1メールアドレスしか加入できませんでした。結局私てきめんのメールアドレスだけが招待されることになりました。

何が行われるのか

招待されたメールとともに、以下のようにお返事をいただきました。

また現在は活動がやや停滞しており、来年早々に新執行役員が就任した後は状況が変わる見込みですが、
シルバースポンサー様であればいずれにせよご参加いただけるはずです。

どうやらAdvisory BoardはまだSlackが停滞しており静かですが、PHP Foundationの執行役員が2026年に変わるそうなので、そこで議論が始まるものと認識しました。まだ、何かが行われるのでしょうくらいですね。

このようにもお返事をいただいています。

エンジニアリングチームや一般討論のチャンネルにも参加できます。
これらの議論は諮問委員会よりもはるかに活発で、スポンサーとして参加することで価値を得られます。

どうやら活発に議論されているチャンネルにも参加できそうです。

個人的にはPHP 9の行方について聞いてみたいですが、喫緊の問題なども議論されるのでしょう。

まとめ

そもそもとして、寄付に加えて、企業として意見を言うということは、その分工数を割かなければならないとも思いますから、そんなに負担はできないとも思われるかもしれません。

ただ、もしかするとこれからPHP Foundationへ意見を言うことで何か貢献ができるかもしれません。寄付だけにとどまらず、日本勢で参加できればPHPを良くするアイデアなども出てくるかもと思ったので紹介させていただきました。Joinしてくれると嬉しいです。

以上、Advisory Boardの紹介でした。