チームの新人としてやるべきこと

この記事は、CYBOZU SUMMER BLOG FES '25 の記事です。

こんにちは、kintone新機能開発チームでエンジニアとして働いている25卒の朝倉です。私は6月に配属が決まりました。

今回は、「新人としてチームに入ったときにまずやるべきこと」を2つ紹介します。 新人だからこそ意識したい行動や姿勢の内容になるため、これからチームに入る方の参考になれば嬉しいです。

チームの仕事の流れを理解し、改善のきっかけを作ること

チーム運営のルールは、開発以外の部分になります。例えば、定例の進め方やタスクに関するチケットの作り方などが挙げられます。チームに配属されて感じたことは、開発以外の仕事もたくさんあるということです。そのどれもが重要な意味を持っているため、しっかりと覚える必要があります。

私は1つの仕事が終わった後に、すべての工程をメモにまとめました。そのメモをもとに、先輩に流れを確認しました。そうしたことで、現状のフローの改善につながったこともあります。例えば、「○○をした後に□□をすれば良いですか?」と確認した際、先輩から「□□って必要でしたっけ?」「このフローは複雑すぎますね」といった意見が出ることがありました。これは、新人だからこそ気付けた部分だと思います。

新人はコードのキャッチアップもあるため、開発面ですぐに貢献することは難しいかもしれません。しかし、開発以外の部分でも貢献できることを知りました。この視点を忘れずに、今後も改善点を見つけていきたいです。

プロダクトとコードのつながりを理解し、積極的に質問すること

プロダクトとコードのつながりを理解することで、一つの機能や画面だけに捉われずにタスクを進めることができます。例えば、どの画面でどのコンポーネントが使われているかを把握していると、1つのコンポーネントを修正した際に「他の画面では正常に動作するだろうか?」という疑問が生まれます。この視点を持つことで、実装漏れを防ぐことができると感じました。

実際にチームに対して「この画面の機能は今回の影響範囲に含まれますか?」と質問をしたことで、対象の画面の修正が必要だと気づくことが出来ました。自分よりも知見のあるメンバーに確認することで、正確な判断を仰ぐことができます。

また、質問をすることでチームメンバーからフィードバックを得ることができます。このフィードバックを通じて、プロダクトやコードへの理解が深まるため、新人にとっても非常に有益だと感じました。チームのためだけでなく、自分自身の成長のためにも、積極的に質問をすることが大切だと思います。

配属後の振り返り

開発チームに配属されてから、あっという間に時間が過ぎていきました。自分にできることは何かを考えながら過ごす毎日です。プロダクトや技術に関する知識はまだまだ十分とは言えませんが、それでも新人としてやるべきことやできることがあると感じています。

例えば、チームの仕事の流れを理解し、気づいたことを積極的に伝えることです。また、プロダクトとコードのつながりについても、ただ理解するだけでなく、実際に質問することでより深く学ぶことができました。

今後も新人ならではの視点を大切にしながら、積極的に行動し、エンジニアとして成長していきたいと思います。