こんにちはサイボウズの新卒デザイナーの王子田(おーじ)です。
3月に大学を卒業して、UX/UIデザイナーとしてサイボウズに入社しました。新卒1年目ですが、7月にサンフランシスコに行き、リサーチをしてきました。
今回は人生初の海外出張で感じたこと、そして現地で行ったことについて書いていきたいと思います。
何をしたのか?
現在サイボウズは米国でKintoneを広げるため、チーム一丸となって活動しています。今回の出張の目的はポータルカスタマイズ機能の活用方法のリサーチと、使い方の紹介です。 世界中のユーザーにポータルカスタマイズを使ってもらうためのヒントを探してきました。
リサーチ
今回のヒアリングは僕とデザイナーの篠原でタッグを組み実施しました。
カスタマーサクセスチーム
ポータルカスタマイズ機能がどのように活用できそうかヒアリングをしました。僕がヒアリングしながら篠原がその場でペーパープロトタイプを作っていき、それをもとにディスカッションをして共通理解を深めていくというスタイルを取りました。ヒアリング後はfigmaプロトタイプをブラッシュアップしました。
スピード感を持ってプロトタイプを作ることが出来たので、ディスカッションを深めることができて良かったです。アイデアがすぐ形になることに現地のメンバーも非常に喜んでいました。 現在はそこで得たアイデアを元にポータルを開発している段階です。
SE(セールスエンジニア)
今後、お客様により価値の高いポータルを提案するために、SEチームとデザイン&リサーチチームがどのように協業していけるか話し合いました。 ヒアリングをした結果、USメンバーにカスタマイズポータルの機能が十分に伝え切れていないことがわかったので、今後は密にコミュケーションを取って、新しいポータルの可能性を探求して行きたいと思います。
NPO
NPOのお客様にどのようなサポートを提供できそうかNPOのセールス担当と話し合いました。 ヒアリングをしたところ、その団体の特徴が一目でわかるようなポータルを提供すると、お客様に喜ばれそうだということがわかりました。こちらも現在開発中です。
ポータルカスタマイズ勉強会
USメンバーに機能やツールの使い方を紹介しました。 ハンズオンセッションの際には質問も多く出てきて、現地メンバーはとても興味を持ってくれている様子でした。ノーコードでカスタマイズできるような要望が出たりとこれからに繋がるとても良い時間になりました。
メンバーとの交流
現地のメンバーと一緒に過ごす時間が多く、仕事以外の話で盛り上がったりとチームの絆を深める良い時間を過ごすことができました。 普段文字だけでしかコミュニケーションしない現地メンバーと実際に会って話すことはお互いの距離を縮め、同じゴールに向かっているチームのメンバーとして強い意識を持つことができました。
まとめ
本当に良い経験をさせてもらいました。 僕はまだ入社したばかりだったのですが、責任のある新機能のプレゼンをする機会をいただきました。 サイボウズのデザイン&リサーチチームが大切にしているプランニング、リサーチ、プロトタイピングという流れを肌で体験することができ、UXを中心としたデザインプロセスを実際に行うことができました。
そして何より現地のメンバーと繋がることによってモチベーションがすごく上がりました。 サイボウズのミッションであるチームワーク溢れる社会を作るという言葉にさらに共感し、それに向けて自分も貢献して行きたいと思います。
海外で仕事がしたいリサーチャー募集中!
現在デザイン&リサーチチームは「海外で仕事がしたい!」というリサーチャーを大募集中です。興味のある方のご応募をお待ちしております!