年納め編集後記──来年もよろしくお願いします!

サイボウズエンジニアのブログ「Cybozu Inside Out」は、本年9月にリニューアルオープンし、何とか年内の3カ月半を走りきることができました。ひとえに読者の皆さまのおかげです。ありがとうございました。

「年納め編集後記」用イメージ写真
来年もどうかご贔屓に。

リニューアル前の反省から、「無理せず長く続けるようにしよう」と目標を立て、当初は月に2本程度の記事を公開できれば、と考えていました。

それが実際に走り出してみると、あれもこれもとネタが出てくるようになり、そして12月には、アドベントカレンダー企画で連日の記事公開にもチャレンジ。それらも合わせて最終的には計43本もの記事を送り出すことができました。アドベントカレンダーの15本を除いても、約15週間で28本、およそ1週間に2本のペースで公開してきたことになります。

2012年(といってもリニューアル後の3カ月半)にアクセス数や反応(Twitter、Facebook、はてなブックマーク)が良かった記事は、

などでした。開発プロセス、Git、WordPressといった、エンジニアが今気になっているキーワードをテーマにすると、やはり反応は良いようです。「数独の高速化」は、それらとは少し毛色は違いますが、技術者心をくすぐるトピックだったということでしょう。ほかにも「jQueryの未来に備える」を始めとする一連のJavaScriptシリーズも根強い人気がありました。こうした技術ネタは、今後も「鉄板」として続けていきたいと思います。

Cybozu Inside Outは「エンジニアのブログ」なので、技術的に役に立つ記事を提供していくことが基本線だと考えていますが、ときどき、サイボウズにおけるエンジニアライフの一端を紹介するという趣旨で、エッセイ風の記事も公開してきました。たとえば、これ。

こちらとしては、サイボウズのことを少しでも知っていただければというつもりなのですが、こうした記事にも読者の皆さんの反応がすこぶる良かったのは、嬉しい誤算でした。今後も折を見て、こうした記事も掲載していけたらと考えています。

「ちょっと飛ばしすぎでは?」という声も聞こえてきそうです。実際のところ、アドベントカレンダー企画も終了しましたので、来月1月からは、また通常通り「毎月2本程度」のペースを目標に、無理せず長続きさせるべく取り組んでいきたいと考えています。

そしてもちろん、「量より質」ということも常に念頭にはあります。このブログには、サイボウズが行っている技術的な取り組みを紹介するという目的のほかに、サイボウズ社内で培われた技術的な知識を広く還元するという狙いもあります。多くのエンジニアの皆さんに役立つような、そして楽しんで頂けるような記事を提供できるよう、来年以降も引き続き努力してまいります。どうか、よろしくお願いいたします。(編集部)