こんにちは!フロントエンドエキスパートチームです!
私たちフロントエンドエキスパートチームの一部メンバーは、2020年10月24日発売のWEB+DB PRESS Vol.119に「フロントエンド脱レガシー
長く愛されるプロダクトをさらに改善していくために」というタイトルで特集を執筆しました。
WEB+DB PRESS Vol.119、どこよりも早い表紙画像です!
— WEB+DB PRESS編集部 (@wdpress) October 6, 2020
今号はフロントエンド脱レガシー、インフラ障害対応演習、深層学習入門以前を大特集! 10月24日発売です!#wdpress pic.twitter.com/qjfHEVQ0kD
今回は担当したメンバーから各章の紹介をします。
各章の概要
1章 脱レガシーの進め方
書いた人 : @shisama_
第1章では次のトピックを扱っています。
- 問題点と改善のメリット
- サイボウズのレガシー事例
- 脱レガシーの進め方
はじめの章なので脱レガシーの概要や進め方といった部分にフォーカスしています。
サイボウズで起きたレガシーの問題や事例を紹介し、なぜ脱レガシーを行うのかを説明しています。
また、運用中の大規模なプロダクトをどのように脱レガシーしていくか進め方や事前に行ったことも紹介します。
技術的な内容は少ない章ですが、脱レガシーの足がかりとして参考にしていただけると幸いです。
2章 技術選定
書いた人 : @nakajmg
第2章では次のようなトピックを扱っています。
- 技術選定における評価軸
- 技術選定に必要な視点
- サイボウズでの技術選定の事例
脱レガシーにおいてフロントエンドの技術選定をする際の評価軸や、必要な視点について紹介しています。また、脱レガシーの技術選定と新規プロジェクトの技術選定の違いや、サイボウズでどのような評価軸で技術選定をしたかという事例も紹介しています。この章がプロダクトに適した技術選定をするのに少しでもお役に立てれば幸いです。
3章 テスト
書いた人 : @__sakito__
第3章では前半でテストについての全般的な知識、手法を説明し、後半では実際にサンプルのアプリケーションに対してテストを加えつつ解説しています。
レガシーなプロジェクトへの予防として、フロントエンドの領域でもテストを書いていく大切さをお伝えしたい思いで書きました。
これからテストコード書いていく参考になれば幸いです。
4章 脱レガシーコード
書いた人:@pirosikick,@toshi__toma
4章ではコードレベルの具体的な改善について書きました。また、大規模なプロダクトの改善で必要になる新旧コード間の連携方法や、コードの自動変換ツールについて紹介しています。 サイボウズで行った改善、または、進行中の改善の中でよく考えることなどを切り出して紹介したので、参考になる点があれば幸いです。
5章 次のレガシーを生まないために
書いた人:@pirosikick,@toshi__toma
脱レガシーは1度取り組んで終わりではありません。日々の開発の中で改善を繰り返すなど、いま書いているコードがレガシーにならない為の取り組みが大切です。
5章では、レガシーを生まないために、普段の開発で意識すると良いこと、ツールを活用したOSSのアップデート、新しいライブラリやパラダイムを取り入れるための情報収集について紹介しています。 また、私達が脱レガシーに取り組んでみての反省点や改善点、今後の課題についても触れています。
さいごに
ぜひ感想をTwitterのハッシュタグ #wdpress に呟いてください! お待ちしています!