サービス運用部の吉川です。今回はサービス運用部が2022年新卒採用で始めたエキスパートエンジニア職採用について、学生の視点に立ってみて説明が必要だと感じた点をQ&A形式でまとめてみました。クラウド基盤エンジニアとして働くことを検討中の方はエントリー前のチェック項目としてご活用ください。*1
Q1: 制度の概要を教えてください
A1: サイボウズのクラウド基盤エンジニアとして一年目から即戦力となって働く自信のある学生を対象にした新卒採用制度です。配属先が限定される点がキャリア採用に近い形となっています。
Q2: 対象となる職種と配属先は?
A2: 運用本部のサービス運用部に配属され、SRE、QA、Maneki Project、Neco Projectに関する業務を担当します。詳しくは募集要項の歓迎スキル欄から辿れるキャリア採用ページの説明をご覧ください。
Q3: 新しい採用制度ができた背景が知りたいです
A3: OSSの普及やインフラのソフトウェア化が進むにつれて、企業で働くエンジニアに引けを取らない経験やスキルを持つ学生も増えています。また、そういった自信を持つエンジニアから入社時の待遇について差別化を求める声もあがっています。このような事情を考慮し、具体的に応募が期待できる一部職種についてキャリア採用に近い形での採用制度を導入することになりました。
Q4: エントリーするにあたって何か条件はありますか?
A4: 学歴など形式的な条件は設けておりませんが、書類選考と採用面接でクラウド基盤エンジニアとして即戦力で働けることを示す必要があります。これまでの研究業績やクラウド基盤に関連するOSSの開発履歴など、エントリー時に何かしら具体的に提示してください。
Q5: エキスパートエンジニア職と従来のエンジニア職のどちらで応募したら良いですか?
A5: 入社後にクラウド基盤エンジニアとして働きたいという考えが明確であり、キャリア採用の場合と同様に即戦力として働くための経験・スキルを持っている方はエキスパートエンジニア職での応募をご検討ください。入社後に自分の適性について相談しながら配属先を検討したいという方は従来のエンジニア職で応募してください。後者のパスでもクラウド基盤エンジニアを志望することは可能です。
Q6: 入社後のキャリアや将来の待遇に関して特別な扱いはありますか?
A6: ありません。初年度の年収を決める際に入社時の即戦力としての期待値を考慮しますが、それ以降はどの制度で入社した人も対等に扱います。
*1:回答は記事執筆時の内容に基づいたものであり、採用状況に伴って制度詳細は変わる可能性があります。