QAメンバーで「ハードルの低いLT会」を開催したら社内勉強会に発展しました

これは Cybozu Advent Calendar 2021 20日目の記事です。

こんにちは!kintoneチームでQAエンジニアをしている ひとみ です。QA勉強会支援チーム「ミネルヴァ」の一員でもあります。
今回はミネルヴァで今年新たに始めた取り組み「QA ハードルの低いLT会」の紹介をします。

きっかけ

ミネルヴァでは、QA関連の社内勉強会の開催支援を行っています。
社内勉強会はミネルヴァから声をかけるのではなく、QAメンバー各人が聞きたい/話したい内容を登録することから始まります。
ただ社内勉強会に登録される内容は、ある程度の期間取り組んでいることやイベントの参加報告会がほとんどで、他チームのQAメンバーが今取り組んでいることを知る場にはなっていませんでした。また発表するメンバーも偏っており、社内勉強会を開催する心理的ハードルがあるのではと感じていました。
上記のことを解決するため「QA ハードルの低いLT会」の開催に至りました。参加者は他チームのQAメンバーが今取り組んでいることを知ることができ、発表者は気軽に発表してフィードバックをもらえる場をつくることがLT会の目的です。

ハードルの低いLT会とは

Garoonチームで行われていた「完成度低いの歓迎LT大会」のQAメンバー版です。Garoonチームが実況スレッドで楽しそうに盛り上がっている様子を見て、QAメンバーでもあのような雰囲気でできたらいいなと思い参考にしました。
発表する心理的ハードルが低い場であることを一番に打ち出したかったので、名前を「QA ハードルの低いLT会」としました。
持続して開催するために運営側のハードルを下げることを目的として、開催方法を以下のように決めました。

  • 月に1度のペースで開催
  • テーマはQA関連
  • 資料の有無や発表時間は自由
  • 当日の発表表明も歓迎
  • 感想は実況スレッドへ

実際に開催してみて

初回は、LT会の運営を行っているミネルヴァのメンバーで発表しました。どれくらい参加者が来るのか、盛り上がるのか、喜んでもらえるのか等不安もありましたが、当日は各チームのQAメンバーがたくさん参加してくれました。開催後は「発表者の興味を知ることができてよかった」「自チームの定例で内容を共有した」と嬉しい感想ももらいました。
第2回と第3回はミネルヴァ以外のメンバーも発表してくれたので、気軽に発表できる雰囲気が広まっていることを感じました。
発表内容はおすすめのブログ記事の紹介、チームでの改善活動の紹介、他チームと協力して取り組んだ活動の話などがありました。

LT会から社内勉強会に発展

第4回は、発表者全員が今までのLT会で発表していなかったメンバーでした。
そして3つのLTの内、2つが「もっと詳しく聞きたい」との声を受けて社内勉強会に発展しました。

今後

他のQAメンバーがどんなことに興味があるのか、どんな取り組みをしているのかを気軽に知ることができる会になり、運営者、発表者、参加者の全員が楽しんで続けられています。
またLTから社内勉強会へ発展する流れを作ることができたので、社外発表に発展する流れも作れたらいいなと考えています。