モバイルチームの働き方と取り組みの紹介

こんにちは!モバイルチームの森嶋です。

今年5月にモバイルエンジニアとしてサイボウズへ中途入社しました。

この記事ではモバイルチームの基本的な働き方と、私がサイボウズに入社してモバイルチームとして働くようになった中で「これは良い取り組みだ」と感じた点をいくつか紹介させていただきたいと思います。

モバイルチームに関しては下記の記事をご参照ください。 blog.cybozu.io

スケジュール

上記の記事で紹介されているように、モバイルチームが担当しているプロダクトは複数あり、私が担当するプロダクトの開発ではスクラム開発を採用しています。

1週間のスプリントで開発を行っており、木曜から開発が始まり水曜にそれをReview(受け入れ)してふりかえりを行うという流れです。(プロダクトごとに異なります)

スケジュール
私が担当するプロダクトの1週間の基本スケジュールです。

開発の進め方

毎日10:15-18:00の間で、開発チームの予定が入っていない時間はZoom接続しながらモブプログラミングを行っています。 チームのメンバーが会議や所用で離席している時など、モブ作業を進めることが出来ない時間は個人の学習・探求をそれぞれ行っています。

取り組み紹介

ここからは、モバイルチームが行っている取り組みについて紹介していきます。

取り組み紹介 - 技術系MTG

(毎週開催)

モバイルチームでは複数のプロダクトを扱っているので、各プロダクトで得た知見やハマりポイントを共有する会です。

それ以外にもプロダクトに行った改善の紹介や、プロダクト開発で出会った困りごとや疑問の相談など様々な情報を共有しています。 普段プロダクト毎に分かれて開発しているので、プロダクトを横断して気軽に技術の話ができる場となっています。

取り組み紹介 - ウォッチスレを見ながらワイワイ会

(隔週開催)

各個人が気になった情報を共有するスレッドがあり、そこに書かれているものをチームみんなで見ながらわいわい話をする会です。

他社テックブログで面白いと思った記事や、Swiftの次期バージョンで採択されるプロポーザルの話題、Kotlinのロードマップ、AirTagどう?のような話題まで様々なモバイル界隈の知識をここでチームに共有しています。

取り組み紹介 - 1onN

(毎週開催)

個人の成長支援や活動改善のために個人にフォーカスして話をしています。

3人〜4人程度の小グループに別れて、話す人を決めてから他の人を壁打ち相手に話したいことを話す時間です。

1人の話を複数人で聞く場を作ることで、仕事上で接点の少ないメンバーとの交流にも繋がり、特にメンバーの多数が在宅勤務の働き方になってからはチーム内のコミュニケーション不足解消の一助となっています。

取り組み紹介 - 時間割ふりかえり

(月1開催)

時間配分を定期的に見直して、想定通りの時間配分になるようにすることが目的の会です。

ついついプロダクト開発ばかりになりがちで、改善タスクや技術探求に時間を避けないことが起こりがちなので、月に1回各個人の作業時間割合を見える化し、理想の割合となっているかを見直しています。

時間割合ふりかえり
ふりかえり時に利用している表のサンプルです。ヒートマップで見える化を行っています。

取り組み紹介 - モ会

(毎週開催)

「モTASK」の進捗や行動をふりかえったり、チームで話したいことについての議論、情報共有、その他ざつだんをしています。

「モTASK」とは、モバイルチームの目標に沿って各メンバーがグループで取り組むことをタスク化したものです。これらのタスクはチームメンバー自身が自ら希望して作成したものとなっており、誰がどのタスクにJoinするかはメンバー自身が選択しており、掛け持ちも可能です。

モTASKサンプル
モTASKの一例です。弊社kintoneアプリを利用して管理をおこなっています。

おわりに

チームの技術に対する学習取り組みや情報共有などはどのチームでも課題になりがちだと思うので、それがきちんと仕組みとしてチームで取り組まれるようになっていること。

そしてその取り組みをきちんと見える化して検査することが出来ていることが、何よりも素晴らしいと感じました。(見える化大事!)

最後までお読みいただきありがとうございます。

私たちのチームでは、 モバイルエンジニア を募集しています。

ご興味ある方はご参照ください。