こんにちは!モバイルチームの刈川です。 この夏に開催されたエンジニア向けのサマーインターンシップ、前回はインフラコースの紹介でしたが今回は「モバイルアプリ開発コース」の紹介をしたいと思います。
2年目を迎えるモバイルコース
サイボウズのサマーインターン自体は今年で4年目になりますが、モバイルコースは去年新設されたので今年で2回目の開催になります。 5日間の中で様々な体験を行えるのは全コースで共通ですが、モバイルコースでは kintone の新規モバイルアプリを題材に、実際のソースコードや開発プロセスに触れてもらうことでモバイルエンジニアの1週間を体験してもらいました。(詳しい日程などはこちら)
大まかな流れ
第1回目は8月6日に、第2回目は8月20日に行い、参加人数はそれぞれ3名ずつとなりました。
以下は大まかな時間割です。
やったこと
今回扱ったアプリはリリース前のものなので、主に新機能や足りない部分の実装を担当してもらいました。 例えば以下のような要件です。
- ブックマーク機能
- 未対応フィールドの実装
- 全文検索 など
開発はスクラム形式を採用し、参加学生の3名とメンターをひとつの開発チームとみなしてスクラム開発を行いました。 モバイルコースは開催時期によってiOSアプリまたはAndroidアプリを題材にしているのですが、今回はiOSアプリの開発です。
主に必要な周辺技術としては以下のようなものが挙げられます。
- Swift4
- RxSwift
- Xcode
- AutoLayout
- MVVM
- Git / GitHub
もちろんこれらの技術を完璧に使いこなせる必要はなく、分からないことがあればメンターに聞いたり参加者同士で相談しながら開発を進めていきました。
進めかた
インターンではただ与えられた機能を実装するのではなく、その機能の仕様検討の段階から参加してもらいます。 スクラム開発の手法にしたがって、以下の手順で開発を行いました。
- プロダクトバックログのリファインメント(仕様検討)
- かんばんの作成(タスク化)
- 実装 / コードレビュー
- デイリースクラム(朝会)
最終日には成果発表を行いました。
技術以外のこと
せっかくインターンに来てもらったので、サイボウズという会社を知ってもらうためにも技術的なこと以外も体験してもらいました。 ランチに行ったり、参加者の希望を聞いて社内で話してみたい人との面談を設定したり、社内勉強会やイベント等に参加してもらったりと様々です。
インターン生の声
参加したインターン生の皆さんからいくつか感想を頂いたのでこちらでも紹介したいと思います。
多様性や個人を尊重する社風は嘘ではなく、台風の前日は8割方空席で大変驚きでした。リモートワークでMTGするエンジニアさんも当たり前にいたのが印象的です。 ファミリーdayでは子供を連れて出社してきたエンジニアさんがいたのも印象に残っています。
これまで自分のスキルに合うようなメンバーとチームを組む機会がなく、一匹狼でアプリ開発をしてきたため、プログラミングスキルが同じレベルの人とチームを組んで開発ができるというのは貴重な経験でした。 社会人プログラマと独学でやってきた学生プログラマの差を実感することができました。自分で取り入れたい心がけや技術などを沢山蓄えられました。 サイボウズの社風はインターン前に思っていた通り、かなり自分の性格に合っていると思いました。何より公明正大に働く人々の人となりに共感しました。
サイボウズの事をよく知ることができたし、圧倒的成長もできたいい機会になりました!1週間なのにとても充実していて、同じコースのインターン生の方と友達にもなれて本当にいい機会になりました!!!今回のインターンで学んだことを今後も生かしたいと思います!ありがとうございました!!!
まとめ
昔からサイボウズはモバイルをやっている印象が弱いと言われることが多いのですが、 サマーインターンシップでモバイルコースが新設されたり、モバイルエキスパートチームが設立されたりと、ここ数年でモバイル需要が高まってきています。 気になっている方はきっと来年も開催されるインターンシップ/モバイルコースでサイボウズのモバイル開発を体験してみてはいかがでしょうか。是非お待ちしています!