サイボウズQAの紹介

こんにちは。 今年の1/4が終わってしまったことが信じられない東京品質保証部の新関です。 今日はサイボウズの品質保証部の取組みと組織紹介をさせていただきます。

その歴史

サイボウズのQA組織の歴史は、2000年に開発部内でQAグループを形成したのがスタート地点です。 当時は人数も少なく、1人で複数の製品の品質保証責任者を担う事が多かったです。現在は東京以外に松山、上海、ベトナム(ホーチミン)にQAの部署が存在し、サイボウズ製品を手厚く試験する体制となっています。

品質保証部の主要なロール(役割)

品質保証部のミッションは、その名の通り製品の品質を保証することです。製品を担当するチームと横断的な活動をするチームが協力する体制です。

QA

プロダクトのテストプロジェクト全般を担当しています。試験計画立案からリリース、お客様からのお問い合わせに至るまで、製品のライフサイクルすべてに関わります。 blog.cybozu.io blog.cybozu.io

TE(Test Engineering Team)

品質と生産性の向上をミッションとしたチームです。開発とQAのジョイント組織で、兼務のメンバーもいます。 blog.cybozu.io blog.cybozu.io

4/16(月)に社外向けイベントとしてMeetupを開催します。 cybozu.connpass.com

PSIRT(Product Security Incident Response Team)

セキュリティ試験を担当しています。脆弱性報奨金制度の運営、その一環としてバグハンター合宿の開催、社外イベントでの講演などを行っています。 blog.cybozu.io blog.cybozu.io

Performance

主に性能試験を担当しています。パフォーマンスチューニングの成果を確認し、ボトルネックの調査も行います。

その他

OSやブラウザの新バージョンで動作検証を行うチーム、通訳/資料の翻訳を担当するコミュニケーターチーム、海外拠点メンバーとのコミュニケーションについてエンジニアリング観点からサポートするチームなどがあります。これらについては、近いうちに別のエントリで紹介しようと思います。

仕事の進め方について

海外を含め、拠点をまたぐ形でチームを組んでいるので、普段はTV会議やグループウェアを駆使して仕事を進めています。 それだけではなく、定期的に1箇所に集まり、他拠点のチームメンバーと顔をあわせてコミュニケーションを図ることにしています。直近の活動内容を報告する社内イベント、相互のスキルアップを目的とした勉強会、チームの親睦を深めるイベントなどを開催し、より強いチームを育てるためです。

また、どの拠点にも主要なロールのメンバーを育成する取り組みを進めています。現在は拠点ごとに役割が偏っているのですが、様々な場所で様々な働き方をしているメンバーが増えているので、場所にとらわれずにチームを組めるように、という目標をたてたのです。 拠点間でナレッジを共有してゆくことで、サイボウズのQA全体を強く成長させていきたいという期待もあります。

サイボウズQAのこれから

PSIRTやTEのように専門性をもった役割以外に、スクラムマスターにチャレンジするQAメンバーも出てきました。 品質を保証するミッションは勿論ですが、メンバーそれぞれの強みを活かし、これまで以上の価値を提供できるようになっていけるとよいと思っています。 また、クラウドベンダーとして、Pre ProductionのQAだけでなく、In ProductionでのQAの取り組みについてが今後の課題となっていくと認識しています。

というわけで、一緒に働いてくれる仲間を募集しています。

ご応募お待ちしております!