こんにちは、フロントエンドエンジニアのmehm8128です。
7/8(水)に、弊社東京オフィスにてNihonbashi.js #11を開催したのでその開催レポートです。
前回の開催レポートは以下をご覧ください。
Nihonbashi.jsとは
Nihonbashi.jsとは、JavaScriptが好きな人たちが日本橋周辺で集まる勉強会です。 最近数回はサイボウズの東京オフィスで開催しています。 前回同様、約20名の方々に参加していただきました!
本レポートでは、LTや懇親会の様子を紹介します。
intro
弊社Sajiさんから、Nihonbashi.jsについての説明や会場についての注意事項、サイボウズのフロントエンドについての紹介がありました。

今回試しに導入してみたUDトークが右側に映っていますが、最後に紹介します。
LT
Sajiさん「本当はややこしい日時のPatternFormat」
Sajiさんからは、日時のフォーマットの難しさについて説明があり、それを解決するために作ったsajikix/datetime-pattern-formatterというライブラリの紹介がありました。それでも解決できない部分に対処したいのであれば、Intl.DateTimeFormatが安全という話でまとめられました。

sosukesuzuki「thenable の何がそんなにウザイのか」
sosukesuzukiさんからは、JSのthenableの辛さについて紹介がありました。ライブラリ間の相互運用性のために決められた仕様が現在も適用されていて、それによってJSのランタイム実装において難しさや辛さ、複雑さが発生してしまっているという話でした。

うひょ「Baseline対応のDOMの型定義を作った」
うひょさんからは、Baselineに沿ってDOMの型定義を置き換えられるライブラリを作ったという話がされました。 uhyo/TypeScript-Baseline-Typesというライブラリで、TypeScriptのLib Replacementという機能を用いて、DOMの型定義を置き換え、Widely AvailableやNewly Availableに到達していないDOMの機能に対して型エラーを発生させることができるようです。

いしだ よう「YururiMap開発で学んだ、5秒で入力できるUI設計」
いしだ ようさんからは、YururiMapというプロダクトの紹介がありました。 環境の心地よさや辛さを5秒で記録できるというUIになっているとのことです。

daitasu「json-render のUI組み立てはどうやってできている? -json-render とA2UIを比較してみる-」
daitasuさんからは、Generative UIのアプローチについてjson-renderとA2UIを比較して紹介されました。 そもそもこの2つはフレームワークとプロトコルという異なるレイヤーに位置しているということや、逐次描画の方針が違っているといったことが解説されました。

UDトーク
今回新たな試みとして、UDトークを導入してみました。 毬藻カーニバル2026 | Peatixの伊原さんのセッションにて、これまでの毬藻企画の様々なイベントの配信周りのトラブルについて語られていたので、自分でも何かやってみようということで、ちょうど近くにあったNihonbashi.jsでUDトークを行ってみることにしました。 UDトークは聴覚障害者のためのアプリというイメージが強いですが、それに限らず音声情報と文字情報の両方を提供できると、よりイベントから得られるものが多くなるのではないかと思い、UDトークを必要とする人が必ずしもいるとは限らない今回のイベントでも試してみることにしました。
事前準備
AIにconnpassの情報を渡して、登録が必要そうな単語とその読み方をリストアップしてもらい、単語登録を行いました。例えばSajiさんのLTのタイトルからは「Intl」や「date-fns」、うひょさんのLTのタイトルからは「Widely Available」や「TypeScript」などという技術用語を一緒にリストアップしてくれました。
当日
UDトークをちゃんと使うのが初めて&お試しということで、最小限のコストで行いました。主に以下の3つです。
- オフィスにある、イベント用のディスプレイを貸してもらう
- 文字起こしの編集は、mehm8128だけでベストエフォート
- 文字起こし画面を閲覧できるリンクはconnpassに記載&QRコードを当日紹介
実際にやってみたところ、設定が間違っていたのか、登録した単語を上手く聞き取ってくれず、固有名詞は多くの修正が発生してしまいました。 比較的一般用語が多いアクセシビリティのカンファレンスなどに対して、こういう技術イベントは英語の固有名詞が多く登場するので、単語登録は必須になりそうです。ちゃんとやるのであれば事前に登壇資料を共有してもらい、それを基にして単語登録をするといった対応が必要だと思いました。
まとめ
ご参加ありがとうございました! 次回は10~11月頃に開催予定なので、ぜひご参加ください。