福岡・広島に開発拠点を設立します

こんにちは、西日本開発部長の岡田(@y_okady)です。2018年1月1日付で大阪開発部と松山開発部を統合し、西日本開発部を設立しました。そして、福岡と広島の開発拠点設立を進めていくことになりました。

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私が2014年に大阪にUターンしてから3年半が経ち、住みたい場所で働けることによるQoLの向上を日々実感しています。大阪最高やでホンマ。

サイボウズでは「100人100通りの働き方」を理想に掲げており、みんな住みたい場所で働けばええやんという考え方が根付いています。一方で、住みたい場所にオフィスがないと「仕事を諦めて移住する」か「移住を諦めて仕事を続ける」かの選択を迫られるのが現実です。私は幸運にも大阪開発拠点設立のタイミングで移住が叶いましたが、より多くの人が住みたい場所で働けるように、西日本開発部の設立、そして福岡と広島に開発拠点を設立することを決めました。

働く場所の自由化

サイボウズでは「働く場所の自由化」を実現するために、チームメンバーが異なる拠点や在宅など離れた場所で開発するリモート開発を推し進めてきました。「働く場所の自由化」は企業にとっては災害対策や人材確保の面で避けられない問題ですが、一方でエンジニア個人にとってもQoL向上や生産性向上などプラスの効果が見込めます。現代の日本において、非常に重要な取り組みになるのではないかと思っています。

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なぜ福岡と広島?

福岡・広島ともに人口が多く、サイボウズにも多くの出身者が在籍しています。将来、社内のエンジニアがUターンを希望する可能性の高い地域だと考えています。実際、昨年まで松山開発部長を務めて現在西日本開発部副部長の水戸将弥が、2019年1月に地元広島へ移住することが決まっています。福岡についても、数年後の移住をぼんやり考えていると公言しているエンジニアがいます。

従業員が増えれば増えるほどそういった要望も増え、多様化していきます。また、社内に限らず、家庭環境の変化などで移住を考えている人は世の中にたくさんいると思います。福岡と広島に拠点を作ってもみんなの希望を叶えられるわけではありませんが、少しずつやれるところからやっていこうと考え、まずは福岡と広島から始めることにしました。

福岡と広島以外は?

そうは言っても、全国に拠点を作るまでみんなの希望を叶えられないようでは「働く場所の自由化」なんて夢物語でしょう。拠点を作るにはそれなりのコストもかかりますし、全国に拠点を作るのは非現実的です。

サイボウズには、無理すれば出社できなくはないけど天候や家庭の事情でリモートワークをする人がたくさんいます。オフィスにいても家にいても、たとえチームメンバーが全員バラバラの場所で働いていても、効率よく開発できる環境がここ数年でだいぶ整ってきました。そろそろ、オフィスへの出社が難しい場所でリモート中心で働くエンジニアが増えても良い頃かなと感じています。それが当たり前になれば、より多くの人の希望を叶えられそうです。

現在のところ、週2出社・週3在宅1ヶ月間限定の週5在宅が最大のリモートワーク活用事例で、これぐらいなら何の問題もないことが実感できました。これ以上になっても業務に支障はないと思いますが、たまにはチームメンバーと直接顔を合わせたいと思える職場環境にしたいですね。

We are Hiring!

西日本開発部設立に当たって、福岡・広島・リモートで働きたい開発エンジニアの募集を開始しました。「チームワークあふれる社会を創る」という理念に共感してくれる仲間を募集中です。住みたい場所に住んで、いろんな場所で働く仲間と力を合わせて、世界中のチームを支えるサービスを一緒に開発しませんか?ご興味ある方はWantedlyで「話を聞きに行きたい」ボタンを押していただけると嬉しいです。

また、今年は東京や大阪でのUターンMeetup開催や、福岡や広島でのMeetup開催・イベント出展を計画しています。サイボウズで働くことに興味を持ってくださったみなさんとお会いできる日を楽しみにしています!

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