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サイボウズ Office チームの分散開発

アドベントカレンダー 開発プロセス

「サイボウズ・アドベントカレンダー2012」も、いよいよラストスパート。今週もお楽しみいただければ幸いです(これまでの記事一覧)。


こんにちは。
東京から松山に転勤してもうすぐ1年、Office チームの水戸です。
Office チームのメンバーは、松山と東京に分散して製品開発をしています。

分散開発と聞いた時、みなさんは何をイメージされますか?

「他拠点はイマイチ何をやってるか分からず、
距離も離れれば心も離れて、チームとしての一体感も無く……」
みたいな悪いイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、Office チームの分散開発ではそういうこともなく、
それなりに(?)うまくいっていると感じています。
今日は、分散開発の中で実践して良かったなと思うことをさらっとご紹介します。

ちなみに、Office チームの分散具合はこんな感じです。

  • PM(東京):プロダクトマネージャ。要件、仕様の最終決定者。販売側との調整も。
  • UI(東京):UI/UX 担当者。
  • PG(松山):プログラマ。要件、仕様について、あれこれ言うことも。
  • QA(松山):品質保証。試験をしたり、不具合を管理したり。

朝会はビデオチャット

PM、 UI、 PG が参加する朝会は、ビデオチャットでやっています。
朝会では、進捗やその日やることの共有、簡単な相談をしています。

以前は松山のみで実施していた朝会ですが、
毎朝顔を見て東京のメンバーとやることを共有することで、
メンバーが何をやっているか把握しやすくなり、
地理的距離をあまり感じなくなりました。

議論は口頭、結論は文章

チーム内では、要件や仕様について、よく議論が起きます。
けれど、文字だけで議論するのって大変ですよね。

長文が投稿されたら相手がどういう意図で書いているかを読み取って、
自分の意図を適切に伝えられるよう返信を書き推敲する……
それを繰り返しているうちに、あっという間に時間がたってしまいます。

そんな、「直接会って話したらさっと終わるのになあ……」という時は、
テレビ会議やビデオチャットを使って口頭で議論して、
議論の内容と結論を文章に記録として残すようにしています。


最近移転した松山オフィス(事務所の方)には、ビデオチャット用のスペースがあります。

タスクを明確にして、誰がボールを持っているかはっきりさせる

これは、分散開発であるかどうかに関係なく大事ですね。
ちなみに、タスク管理には Office のカスタムアプリという機能を使って、ドッグフードを食べてます。

プロトタイプで語る

画面や図をみながら、「ここをこうして、あそこはあんな感じで……」
みたいな議論は、 離れているとなかなか難しいものです。
なので、PGやUIは早めにプロトタイプやモックアップを作って、
チーム内でイメージを共有し、製品レベルに完成度を上げていっています。

たまに直接会う

ここまで、「オンラインのツールで分散開発も怖くない!」
みたいな書き方をしてきましたが、やっぱり直接会うのは大事です。

何度も会ったことがある人と、一度も会ったことない人では、
文章やテレビ会議等でのやり取りのしやすさが全然違うように思います。
人間って無意識にいろんなコンテキストを補完してるんでしょうね。

Office チームの場合、PM は月に1回松山を、PGやQA は3~4ヶ月に1回東京を訪れています。

以上、Office チームの分散開発のご紹介でした。


明日は「フロントエンドのさらにエンド」と題してお送りします。お楽しみに。